前回の金融機関から融資を受ける時のポイントで、実績のない起業時は ”事業内容” と ”経営能力” の２つが重要になるとお話ししました。今日は、起業時の経営能力のポイントについて考えてみましょう。
※その事業内容に実績が伴わない創業時は、まずあなたにその事業を遂行する経営能力があるのかが問われます※
そこで第三者があなたの経営能力を判断する際、概ね下記１～５の点がポイントとなりますので、一度自分の現状をチェックしてみましょう！
１．必要な技術・ノウハウは実につけているか
⇒確かな技術・ノウハウがないと競合を勝ち抜けないからです。
２．自己資金の蓄積はできちるか
⇒ 創業に向けた準備の度合いを測るバロメータです。
３．信用を構築できているか
⇒ 公共料金・家賃・ローン等期日通りに支払をしていること、領収書や引き落とし通帳をしっかり保管しておくようにしましょう。
４．計数感覚を身につけているか
⇒売上、経費、利益、資金繰り当、数字の把握は経営に不可欠です。
５．人脈の形成ができているか
⇒困難に直面した時、人脈がしっかりしていれば助けになります。
あまり難しく考える必要はありませんが、大切なポイントなので不足している点があればこれから身につけるようにしてみて下さい。
次回は、ビジネスプランの作成手順について考えてみましょう。
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