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2016.1.23多様化してきたオフィスの形態

こんにちは、シェアオフィス高城102の管理人です(^^)
この102ブログでは、起業や独立をお考えの方へさまざまな情報をお届けしていきます。

第1回目は「多様化してきたオフィスの形態」について。

起業にあたり、必ず考えなければならない問題のひとつが「オフィスをどうするか」です。
以前は貸事務所を借りるか自宅をオフィスと兼ねるかのどちらかが主流でしたが、最近は他にもさまざまな選択肢が登場しています。

◆自宅
 一人で事業を始める場合、いちばん最初に候補に挙がる形態で、事務所の賃料が不要なこと、通勤時間がゼロなことが最大のメリット。
デメリットとしては、不特定多数の人に自宅の住所を簡単に知られてしまうこと、公私の時間の区別がつき難くなってしまうこと、打合せ等で仕事関係の人が自宅に出入りすること、仕事に必要な設備(コピー機やシュレッダー等のオフィス機器)を自分で揃える必要があることなどがあります。

◆賃事務所
 自社(個人)で賃貸事務所を借りる従来の形態。業態に応じて内装を自由に設計できたり、企業としての信頼度も確保できるなど安心感は抜群。
反面、開設や移転時に多額の費用と膨大な労力がかかるため、起業当初は事業計画をしっかりたてた上で慎重に検討する必要があります。

◆バーチャルオフィス
 実際に入居せずに住所や電話番号等だけ借りる形態。他に比べ低料金でサービスを受けることができますが、場所そのものを借りるわけではないので、仕事をする場は他で確保する必要があります。
安さが魅力ですが、信用度が低いので金融機関の銀行口座開設が難しくなる等のデメリットがあります。

◆シェアオフィス(コワーキングスペース)
 デスクやオフィス機器等の仕事に必要な設備を備え、それらを他の利用者と共用する貸事務所。初期投資を抑えられるため通常の賃貸オフィスを構える場合に比べ利用料金が安く、移転も容易です。オフィスを利用する他の利用者と交流が持てるのもメリット。
ただしワーキングスペースが他の利用者と共用のため、扱う情報のセキュリティには充分気を配らなければならないデメリットがあります。

◆レンタルオフィス
 専用の個室をレンタル利用する形態。共用の会議室や給湯室、オフィス機器を備えている場合が多く、初期投資を抑えられます。シェアオフィスとの違いは間仕切り等で個室になっているため、ある程度のプライバシーが確保されている点。
ただ、個室とはいえ内装を好きなように改装することは出来ず、また話し声や物音等が聞こえてしまうことも。

どの形態を選択すれば良いかは、これから始めようとするビジネスの内容や初期投資に回せる予算・人数等で異なりますが、オフィス形態が多様化している現在、従来のオフィスの概念にとらわれず、あなたの仕事のニーズに合ったオフィスを柔軟に検討してみては如何でしょうか。

 text= OneOtwo シェアオフィス in 高城